XserverはPython2系は使えますが、pipやPython3環境が使えないため Python3環境並びにpipコマンドを使えるようにする方法。
前提条件
- Xserver共有サーバープラン契約済
- XserverにSSHで接続できる設定済
ゴール
Xserver共有サーバープランでPython3及びpipコマンドが使えるようになる
1.Anacondaをインストール
Pythonの仮想環境の「Anaconda」をXserverにインストールする 下記のAnacondaインストーラーアーカイブから最新のLinux版(Linux-x86_64)shファイルのダウンロードURLを取得 Anaconda Archive このブログを書いたときは「Anaconda3-2024.06-1-Linux-x86_64.sh」が最新だった。
2.XserverにSSHで接続
SSHでの設定が未設定ならこの辺りを参照して設定する
エックスサーバーにssh接続する方法(ターミナル利用) #SSH - Qiita
※「XXXXX」は自分のコピーしたバージョンに変える
3.SHファイルを実行する
shコマンドでshファイルを実行する 途中でライセンスや初期化など聞かれるので全て「yes」と入力する
4.「.bashrc」ファイルを再読み込み
以下のコマンドを入力してAnacondaの設定を有効化する
下記のサイトを参考にplistを用意する Launched - A Plist Generator
Webサービスで Mac OS X の launchd (plist) を作成してワンライナーでインストールする #plists - Qiita
5.Anaconda動作確認
で使えるPythonのバージョンやバイナルファイルなどの場所がわかる
6.pipでPythonライブラリをインストールする
pipの前に「conda」をつけてライブラリをインストールする
これでXserverの共有プランでもPython3が使えるようになります。